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わたしたちについて
はじめまして。
プランナーの櫻井です。
この度、食と農・漁・酪農にまつわる社会問題に一石を投じたいと思い、
人のつながりで成り立つバーチャルコモンスペース「ななつぼし」を立ち上げました。
生産者さんにはお困りごとを解消するためのヒントを、
消費者の方たちには全国のすばらしい生産者さん、おいしい食べ物を発信したいと考えています。
記憶に新しい2020年。
新型コロナウイルスの感染拡大は、サプライチェーン(供給網)に膨大な影響をもたらしました。
物資が手に入らない。ここぞとばかりに食品や日用品が高い―。
それは、私たち日本人が海外生産に過度に依存しすぎたり、
割安な海外製品を消費し続けてきた悪因悪果だともいえるのです。
先行きが見えない今、私たち消費者は「食料自給率の低さ」を突き付けられると同時に、
地産地消型の食料・エネルギーに対する関心が深まっています。
こうした意識の変化が、今話題の「エシカル消費」の駆動力となっています。
エシカル消費とは、人や社会、地球環境を考慮して作られたものを購入・消費すること。
つまり、オーガニックや地産地消の製品を購入することや
規格外品のロスを減らすことも、エシカル消費にひと役買っています。
ななつぼしではエシカル消費を、消費者の協力によって成り立つ“思いやり消費”と例え、
生産者さんと消費者、食品加工会社、小売店、レストランなどを“つなぐ”ことで
新しい価値を生み、今の時代に添ったニーズを生み出したいと考えています。
つなぐことで、捨てられていた食品ロスに新しい命を吹き込むのもひとつ。
つなぐことで、名もない製品にブランド価値を与えるのもひとつ。
その方法は、10人の生産者さんがいらっしゃったら、10通りありますし、
100人の生産者がいらっしゃったら、100通りあります。
クリエイターだからこそのEYEデアを武器に、
まだ出会っていない点と点をつないで、
日本全体にハッピーが循環するようなお手伝いをしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします!