たけのこ旬一
京都市西京区に位置する塚原地区。この地で収穫されるタケノコは、色が白くアクが少ないとされ、高級料理店や美食家の間で「白子筍」と呼ばれて重宝されています。中でも「たけのこ旬一」では、農薬や除草剤を一切使用しない“自然循環農法”がモットーで、一年を通して丁寧に手入れをします。一番のこだわりは、夏にスタートする独自の土作り。雨不足・暑さ対策として竹やぶににがり水を撒くほか、ぬか、昆布やカツオ節、貝殻などの自家製肥料を混ぜて表面を耕します。秋冬は稲わら、落ち葉を一面に広げ、ふかふかの土をかぶせる「土入れ」を行います。その工程は、女性のスキンケアのように繊細で、色白でやわらかく、きめ細やかなタケノコが生まれる理由も頷けます。
- 生産者:田原一樹
- 〒610-1101 京都市西京区大枝沓掛町
- 090-7113-1202/080-3803-2809 (3月中旬~5月中旬 要問い合わせ)
- https://takenokosyunichi.com/